通信制高校に、みなさんはどんなイメージがあるでしょうか。
「入学するのが簡単そう」「勉強が楽そう」「興味はあるけど…話したら周囲の人に反対されるかな」などなど。
なんとなくネガティブなイメージをもっている人もいるかもしれません。
そんな通信制高校の現状や学びの仕組み、課題について解説します。
<目次>
・オンラインで日本全国から学べる通信制高校「じぶんみらい科」
2024年度(令和6年度)通信制高校の生徒数は、前の年度より2万5,144人多い29万118人と9年連続で増加し、過去最多となるなど人気を集めています。今や11人に1人が通信制高校に通っているという計算に。
そもそも通信制高校とは、毎日登校するのではなく、少ない登校日数で授業を受けて、そのかわりに【自分でレポート課題に取り組んで提出し、先生からの採点やコメントで振り返る】というサイクルで学習を進める仕組みです。
週5日の通学を基本とする全日制高校、夜間などに授業を行う定時制高校に対して、より自分のための時間を確保できる学習スタイルです。通信制・全日制・定時制、ただ学ぶスタイルが違うだけで、得られる高校卒業資格に違いはないんです。
学校だけでなく、課外活動もがんばりたい人にこそ、通信制高校が選ばれていることを知っていますか?
たとえば、趣味やスポーツをがんばりたいから、自由に使える時間を増やしたい人。
京都芸術大学附属高校の普通科にも、マンガやイラスト、文章表現、ダンス、スポーツ、写真や映像制作など、「好き」に夢中な人がたくさんいます。
こちらの写真は、普通科でのスポーツフェスティバルや同好会発表会の様子です。
そうして前向きにがんばる生徒たちに、もっと学び方の選択肢を。
そんな想いから、週3日の通学タイプの普通科に加えて、日本全国で学べるオンラインタイプの「じぶんみらい科」が誕生します。
日々の学習は、オンライン学習に加え、年2回の「集中スクーリング(4日間)」で進めます。テストもオンラインでの実施です。
基本の授業動画は、好きな時間に、好きな場所で見てOK!
朝型でも夜型でも、コツコツ型も、一点集中型も。
自分にあった時間割で、独自の学習スタイルを見つけることができるんです。
オンラインならではのサポートの一つに、Zoomなどを用いてリアルタイムでつながりながら自習できる「オンライン自習室」もあります。
カメラはオフにして、先生や友だちと緩やかにつながるという形でも大丈夫。
1人だとだらけてしまうから集中したいときなど、クラスメイトと一緒に勉強したり、わからない部分は先生に助けてもらったり。
通信制高校で大切なのは、主体的に学習を管理する力です。
じぶんみらい科では、オンラインならではのさまざまなサポートを用意し、勉強の効率をアップします!
通信制高校というと「進路」の状況があまりよくないイメージがあるかもしれません。
でも実はそれは一昔前のこと。
確かにそもそも通信制高校は生徒の年齢層も今よりも高く、主に「就職」が進路の中心でした。
ところが近年は進学割合が増加し、昨年度は「大学や短大進学:24.1%」「専門学校・専修学校:24.4%」と、約半数が進学しています。
とはいえ課題は「その他」つまり「進路未決定」の割合が31.5%と依然として高いことです。そんな状況を踏まえ、附属高校では生徒一人ひとりに合わせた進路指導を重視。多様な進路をしっかりサポートすることで、例年90%以上の高い進路決定率を維持しています。
とはいえ、私たちは進路決定率という数字ではなくその中身、自分が納得して進路を「決める」ことを大切にしています。
大学や専門学校に通う、留学する、働く、など。
生徒のみなさんが一番進みたい道を探していくための授業やサポートもしっかり行います。
この記事を読んでくれた「あなた」が、自分らしく学べる環境を選択できますように。
そのときに、選択肢のひとつになれるよう、京都芸術大学附属高校も日々変化を重ねています。