一般的には、勉強をするのは、対面での授業の方が身につくというイメージがあるかもしれません。高校の勉強とは、学校に通って、みんなと一緒に勉強するもの。通学日数の少ない通信制高校は、学校に行けない人向けの学校。そんな風に思っている方が大半なのかもしれません。
そんななか、本校の新しい学科「じぶんみらい科」は、全国でも珍しいオンライン学習に特化した学科としてスタートします。
私たち京都芸術大学附属高等学校は、2019年に通学タイプの普通科を立ち上げ、現在600名近い生徒が在籍しています。そして全日制と引けを取らない進路実績を上げ続けてきました。そんな高校が、一見全くタイプの異なるオンライン学習中心の学科をどうして立ち上げるのか?不思議に思われる方もたくさんいることでしょう。
今回のブログでは、この疑問に、現時点での回答を記したいと思います。
この記事を読んでいただいている多くの方は、中学生か高校生の方、または保護者の方だと思います。ここでは、学校という前提を置かず(ここ大事です)に、皆さんが純粋に「何かを勉強をしたい」と思った時と仮定して下さい。
そんな時、皆さんはどうしますか?
まず「勉強の仕方(A)」を色々と検討すると思います。
・YouTubeの映像を探す。
・関連の参考書や問題集を買う。
・詳しい人に教えて貰う。
・スクールに通う。
・オンライン講座に申し込む。
もっと色々あると思います。では、次に何をしますか?
それは「自分の状況(B)」を整理することのはず(意識される方は少ないかも知れませんが)。
・勉強をする時間帯は?
・勉強にかけられるお金はどれくらい。
・勉強を継続する自分にあった方法は?
・勉強以外にやらなければいけない事はどんなこと?
この「勉強の仕方(A)」と「自分の状況(B)」とを照らし合わせて、「何かを勉強する」ことに踏み出していきます。
ここで改めて、現在の中学校や高等学校の現状を考えてみてください。
皆さんは、勉強の仕方も自分の状況も、学校に合わせていませんか?
自分の都合を押し殺して、我慢していませんか?
勉強の仕方(A) | みんなで一緒に教室で |
自分の状況(B) | 学校に決められたみんなと一緒の時間と場所 |
と、それぞれ選択肢が一つしかないのが今の学校です。
もちろん、このスタイルが合っている人にとっては、全く問題ありません。私もその一人で、高校生活を思いっきり楽しみました。
でも、よく考えてみてください。今の時代、選択肢がひとつしかないっておかしくありませんか?
もう一度繰り返しますね。
何故なら、それが最も学習効果が上がるからです。
与えられるのではなく、学習者の都合で自ら選んだ方が、学習を続けられるからです。
私たちは、思いました。
(高校生という)15才から18才の3年間を、もっと開かれたものにしたい。
皆さんを、教室や学校という閉じられた空間から解放できればと思って創ったのが、「じぶんみらい科」です。
勉強の仕方(A)や、自分の状況(B)に合わせられる選択肢を広げたいと思って創ったのが、「じぶんみらい科」です。
でも、こんな大きな事を言っておきながら、中途半端な内容だと皆さんに怒られますね。
冒頭で「勉強をするのは、対面での授業の方が身につくというイメージがある」と書きましたが、そのイメージを覆す事ができるように、全力で準備を進めています。
一部公開している授業映像や体験授業で、その全力を受け止めて下さい。「面白い!」と思って頂ければ、ここが「あなたの都合にあった学校」だと思います。自信を持って選んでください。