思いやりから生まれる新たなアイデア。探究科目のオンライン体験授業【新しいペンを開発しよう!】をレポート

3月上旬にかけての出願期間中、毎週開催しているじぶんみらい科「オンライン体験授業」。1月31日(金)に、探究科目の体験授業が行われました!マイク・カメラをオフにしたまま参加できる授業の様子を、じっくりレポートしていきます。(執筆:出射優希)
社会課題を見つけ、仲間と解決策を探る「探究科目」
探究科目は、じぶんみらい科の先生たち皆で取り組んでいく授業。
今回のオンライン体験授業は、保健体育科のたかぎぃ(高木 拓自)先生と、英語科のちえちゃん(馬場 千恵子)先生が担当しました。
じぶんみらい科の探究科目とは、「身近な社会課題を発見し、その解決方法をさぐる」ことを目的にした科目です。探究科目での学びを通して、身の回りの物事に「なぜ?」と疑問を持ち、社会課題をじぶんごとに捉え直しながら、見つけた課題を仲間と協力して解決していく力を身につけます。
課題に対する「考え方」(デザイン思考)を学ぶ創造科目とともに、じぶんみらい科の核となる大切な科目です。
探究科目【新しいペンを開発しよう!】ってどんな授業?
今回のオンライン体験授業では、【新しいペンを開発しよう!】というワークに取り組みました。
タイトルだけ聞くと、「発想力がないと難しいかな?」「ものづくりはちょっと苦手かも……」と思う方もいるかもしれませんが、大丈夫。ゼロからアイデアを発想するのではなく、手元にある1本のペンから、みんなで一緒に「新しいペン」を想像していきます。
授業の様子を見ながら、みなさんもぜひ一緒に、新しいペンを考えてみてくださいね。
まずひとつ目のミッションは、手元に1本のペンを持ってくるところから!
手元に持ってきたペンの特徴を、画面の向こうのたかぎぃとちえちゃんに伝える気持ちで、できるだけ詳しくチャット欄に書きこみます。
なんの変哲もないペンでも、誰かに伝える前提で観察してみると、たくさんの特徴を持っていることがわかります。チャット欄には、参加者の方のペン情報がぞくぞくと集まりました。
次は、そのペンに点数をつけてみます。「なんとなく、これくらいかな」と点数をつけると、さらに先生から「なぜその点数ですか?」と問いかけが。
チャット欄を見ると、そのペンの機能に注目して点数をつけた人もいれば、使うタイミングに注目した人もいますね。改めて点数の理由を言葉にしてみると、自分が「なんとなく」ペンに感じていた便利さや不便さが、クリアなっていったようです。
ペンの特徴をじっくり考えたところで、次は自分ではない「誰かにペンをあげるとしたら」を考えてみます。
友人や、家族の方もいれば、内緒の誰かを思い浮かべた人も。
「猫にあげようかな」と自由に想像を膨らませるちえちゃんに、参加者のみなさんも現実的なところから少しずつ想像の範囲が広がっていきました。
自分が持ってきたペンからスタートしたワークは、いよいよ新しいペンの開発へ。一人ひとりが思い浮かべた「あの人」に贈るならどんなペンがふさわしいか、これまで考えてきたことを参考に、100点のペンを考えます。
「実現できるか」は一旦考えなくてもOK。その人の好きな色や、使ってもらえそうな場面などを想像したペンのアイデアに、チャット欄は盛り上がります。
さらに、みんなの意見を読みながら、「もっとこうするのもいいかも!」を考えます。
授業を聞きながら、チャットを打ったり読んだり。マルチタスクで忙しいかと思いきや、先生たちがしっかり時間をとりながら進めてくれるので、能動的に授業に集中しながら、楽しんで取り組むことができるんです。
オンラインだからいろんな意見に触れられる。仲間と協働する時間
「新しいペン」をいろいろな角度で想像したあと、授業は振り返りへ。
考えた人の数だけいろいろなペンが誕生しましたが、みなさん共通して考えていたのは「相手が喜んでくれる」こと。実はそれが探究科目の大切なポイントだったのです。
授業を受けた参加者の方からは、「自分の中にない発想がみんなから聞けて面白かったです。」「自分では思いつかないようないろんなアイデアを見れて、とても面白かったです!」「自分に向けてではなく、渡す相手を決めて、相手のことを考えながら作ると、より良いアイデアが出てきて、とても楽しかったです!」などなど、嬉しい感想をいただきました。
1時間の授業を通して、自分のアイデアを膨らませながら、仲間の意見を聞いて取り入れてみるという体験をしていただけたのではないかと思います。
「みんなで」や「仲間と」という言葉に苦手意識をもっている方もいるかもしれませんが、誰かと協力して考えるために、自分を抑え込んだり相手を曲げたりする必要はないんだなと、それぞれのペースを大切に、リラックスして取り組んでもらえる授業になっています。
ちえちゃん・たかぎぃ「なぜこういう授業をしているのかというと、仲間と協働して問題解決に取り組む力を身につけることで、これからの変化が激しい時代の中で、自分で自分の未来を作っていく、みんなにはそんな人になってほしいな、と思っているからです。じぶんみらい科という学科の名前そのものですよね。今日の授業から、なんとなくでも探究ってこんなことするのかなっとイメージを掴んでもらえたら、私たちはとっても嬉しいです。」
探究科目をはじめ、各教科の体験授業は今後も開催されます!
日曜日の日中と、金曜日の夜。二つの時間帯をご用意しているので、みなさんの参加しやすい日に、気になる教科を受講してみてくださいね。
こちらの記事もおすすめ

通信制高校って学費はどれくらいかかるの?ーじぶんみらい科で学ぶために必要なお金について
じぶんみらい科に入学して卒業するまでに、学費はいくらくらいかかるのかな…💰
保護者の方々にも生徒さんにも気になる部分だと思いますので、本日はその点についてお答えしたいと思います!

作品から見えるのは、過ごした時間。2024年度 京都芸術大学「卒業展 大学院修了展」をレポート!
毎年1月から3月にかけて全国各地で卒業制作展、いわゆる「卒展」が開催されます。卒業を控えた4年生、修士課程2年生の作品がまとめて見られる貴重な機会です。京都芸術大学では、2025年2月8日(土)から16日(日)までの9日間にわたって開催されました。

高校入試の疑問を解決!ー Web出願の手順を解説します
こんにちは🌞
じぶんみらい科で学んでみたいな…と思っていただいているあなたに向けて🎊具体的な出願についてお伝えいたします!
出願資格や詳細な出願期間等は「生徒募集要項(PDF)」に記載がありますので一度ご確認くださいね👀

作品との出会いから始まる国語の授業!レポートは生徒と手紙をやり取りするように。− 先生インタビューvol.1 | 佐々野 美帆 先生
<目次>