気軽に楽しく、深く発見! 創造科目のオンライン体験授業【何でもコピーライティング】をレポート

気軽に楽しく、深く発見!

3月上旬にかけての出願期間中、毎週開催しているじぶんみらい科「オンライン体験授業」。1月26日(日)に、デザイン思考が学べる創造科目の体験授業が行われました!マイク・カメラをオフにしたまま参加できる授業の様子を、じっくりレポートしていきます。(執筆:出射優希)

答えのない問いに向き合う創造科目

授業を担当するのは、美術科のりさてぃ(香西 里紗)先生と、京都芸術大学で教鞭を取るヒランケン(平山 健宣)先生。
京都芸術大学で毎年1年生が取り組むワークショップ型の名物授業「マンデイプロジェクト」をベースに、高大連携で開講する科目で、社会課題を解決するための思考方法(デザイン思考)を学べるのが特徴です。

実際に頭と手を動かしながら、自分で課題を見つけ、答えのない問題に創造力をもって向き合う力を身につけます。

創造科目の体験授業_1

 

創造科目【何でもコピーライティング】ってどんな授業?

オンライン体験授業で取り組んだワークは【何でもコピーライティング】。
コピーライティングとは、CMやポスターといった広告に書かれている、商品やサービスの宣伝文、キャッチフレーズなどを書くことを指します。

今回は、先生が出す写真やイラストに、1分間で考えた言葉を添えていきます。授業で取り組んだ内容をご紹介するので、みなさんも一緒に考えてみてくださいね。

まずウォーミングアップは、シンプルなイラストから。

創造科目の体験授業_2

跳び箱を飛んでいるイラストに、3つの選択肢の中からひとつ言葉を選んでチャットにせーので書き込みます。3択なので、どれかが正解なのかな?とついつい考えてしまいますが、答えはありません。

「ぴょんっ」にすれば高く飛んでいる感じが、「ひょいっ」にすれば何だか軽やかで表情とも合います。反対に、「よいしょ」とすれば重々しい感じが想起されます。
ジャンプの高さや人物の表情、力加減など、こうして考えるだけでもさまざまなポイントに着目していることがわかります。

イラストの次は写真に、自分で考えた言葉をつけていきます。

創造科目の体験授業_3

ごろんと転がるクマと、それを見つめるクマ。場所は歩道でしょうか。

チャット欄を見ていただくと、クマたちのセリフを考える人もいれば、タイトルを考える人もいたり、擬音語を思い浮かべた人もいました。1分間という短い時間で考えるからか、相手が「パッと」思い浮かべたであろう情景が、コピーを通じて伝わってきます。

同じ写真から現れてきた異なるコピーですが、みなさんどこか日常のワンシーンを切り抜いたような言葉を添えているのがおもしろいですね。クマのポーズや、歩道らしき場所がそうさせたのでしょうか。これがもしも動物園だったら、また違った言葉が出てきたのかもしれません。
褒め上手なりさてぃとツッコミ上手なヒランケン先生のトークに、参加者のみなさんどんどん調子が出てきます。

お次は、四方を向いたニワトリの写真。後ろには川と、たくさんの人が見えています。

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ニワトリの気持ちになって考えたり、堂々とした佇まいに注目する人も。

対面の授業だとつい周囲の反応が気になって無難な言葉を選んでしまいそうですが、チャットで気軽に送ることができるので、自分の考えた意見を素直に伝えやすい空気になっています。
参加者同士、チャット欄でお互いの言葉に「いいね」や「おもしろい」の絵文字を送り合ったりと、自然とコミュニケーションも生まれた和やかな時間でした。

 

情報にフラットな気持ちで向き合い、無意識の思い込みを疑ってみる

ワーク終了後には、授業の振り返りへ。

創造科目の体験授業_5

今回のポイントは、「シンプルさ」「違和感を見つける」「逆転の発想」の3つ。
ですが、実はもうひとつ、大切なポイントがありました。

ヒランケン「実は今回のワークで取り扱ったのは、報道写真などを撮影する写真家集団『マグナム・フォト』の保有する写真でした。今日は大喜利感覚で楽しくコピーをつけていったんですが、実は報道写真だったという背景を聞くと、写真に対してまた違った印象を持つんじゃないかなと思います。普段ニュースを受け取るときでも同じですよね。私たちは見出しを先に知って、その後に映像や写真を見るので、その見出しに引っ張られて、写真から情報を読み取ることもあるんじゃないかな、と。目の前の写真や情報に、フラットな気持ちで向き合う視点も大切です。」

りさてぃ「それってホンマなん?と疑うのって大事ですよね(…)創造科目は課題解決に必要な思考方法を習得するために作った科目です。とにかく笑って取り組める楽しさを大事にしつつ、それがじょじょに深い楽しさに変わっていくよう授業を工夫しています。課題解決っていうとちょっと大事に聞こえるかもしれませんが、他者の視点に寄り添うところから始まるんです。」

3つのポイントも、「写真」という今回与えられた問いのもつ背景も、先生の言葉を聞くと、いかにたくさんの無意識の中で自分が物事を考えているかに気付かされます。
そんな無意識に気がついたとき、同じ問題に対しても新たなアイデアが浮かんできそうです。

「気軽で楽しい」と「深く考えさせられる」の両方がつまったオンライン体験授業。
各回の参加申し込みは直前まで受け付けているので、ぜひ気になる授業にご参加くださいね。

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