
作品との出会いから始まる国語の授業!レポートは生徒と手紙をやり取りするように。− 先生インタビューvol.1 | 佐々野 美帆 先生
<目次>

「じぶんで決める。それが10年後にもいきる。」京都芸術大学附属高校が大切にする2つの力
2025年の春より、京都芸術大学附属高校は通学タイプの「普通科」とオンラインタイプの「じぶんみらい科」の2学科体制になります。週3〜5日の登校で高校生活をデザインできる「普通科」と、登校は年2回で動画視聴やレポートにオンラインで取り組む、自宅学習をベースにした「じぶんみらい科」。特徴が異なる学習環境を整えることで、生徒たちが自分のライフスタイルに合わせて学びを選択できるような学科体制になります。

進路決定率「92.8%」― 生徒のさまざまな夢の実現を支援する取り組み
先日、附属高校普通科にて「大学入学共通テスト模試」が行われていました。あるいはその光景を不思議に思うかもしれません。京都芸術大学附属高等学校は、その名の通り「京都芸術大学」の附属高校ですが、芸術・美術系ではなく「普通科」ですし、皆が芸術系大学への進学を目指しているわけではありません。一般の大学を目指す生徒も多いですし、その進路対策として、このような「大学入学共通テスト模試」も行っています。オンラインで学ぶ「じぶんみらい科」では、自宅で受験できるオンライン方式の模試をご案内する予定です。

11人に1人が学ぶ。通信制高校を選ぶ人が増えているのはどうして?
通信制高校を選ぶ人が増加中。
文部科学省がすべての教育機関を対象に行っている<学校基本調査>によると、2024年度(令和6年度)の時点で、通信制高校の生徒数は、前の年度より2万5,144人多い29万118人と9年連続で増加し、過去最多となりました。11人に1人が通信制高校に通っているという計算になり、近い将来、この数値は10人に1人になると予想されています。
高校生のうち1割。そう考えると、決して少ないとは言えない数字ですよね。

教員も学び合い、高め合う。― 生徒指導・進路指導・学習指導を共有する「研修会」
京都芸術大学附属高等学校の通学タイプ「普通科」では、毎週「研修会」が開かれています。各教員が毎年決まった形式で同じ授業を続けていくのではなく、より良い学びの場を作るべく教員同士で教育手法の共有をし、生徒の反応を見ながらブラッシュアップをしています。

京都で本格的な伝統文化に触れる。能や狂言の鑑賞会「瓜生山薪能」
5/23(木)「瓜生山薪能」が開催されました。 1988年に野外能舞台「楽心荘」の竣工を記念して開催されたのが始まりで、今回で36回目を迎えます。「京都文藝復興」の理念を具現化する重要な学園行事として位置づけており、在学生や学園創設にあたりご支援をいただいた方々、地域の皆様などをお招きし開催しています。今年からは附属高校の生徒や保護者の方々もご覧いただけるようになったのですが、予約枠はすぐに埋まるほどでした。